1953年 愛媛県展にて受賞(油彩)
1955年 平塚運一氏・上野誠氏の木版画講習を受け、木版画制作を始める
1956年 中学校の版画集「島の子たち」が婦人画報で紹介
1959~61年 愛媛県展出品(彫塑)
1964年~ 御荘町で油彩、水彩画の個展
1964年~ 御荘町で油彩、水彩画の個展
1983~ 木版画の個展 宇和島 御荘町 松山 他
1985年 牛鬼カレンダー発行
1991年 愛媛新聞社賞受賞
2006年 7月21日永眠
牛鬼の由来 牛鬼(うしおに)は「うしょうにん」又は「ブーヤレ」とも呼ばれ南予地方を象徴する祭礼の練り物です。
神奥の先駆として悪魔を払い道々をおさめるこの「牛鬼」は古くから「魔除け」「悪魔払い」の鬼として伝えられています。
牛鬼の尻尾が剣にかたどられて、白幣がつけられているのは、悪魔をはらう意味をもっています。
青竹を 割って牛の形に「シュロ」の毛や赤布をかぶせた胴体(どうがら)は長さ5, ,6メーターもあり
牛鬼の面は恐ろしげな鬼面で、赤または緑に塗られ、口は大きく豪快に開くようになっています。
首の先に鬼を表す鬼面(かぶ)をのせたこの怪物を血気盛んな数十人の若者に担がれ子供等のカイ(竹ぼら)の
音に誘われてものすごく恐(あら)しげな鬼面(かぶ)を振りながら町々を練り歩くさまは実に壮観です。
兵頭 俊朗先生手書き 愛媛新聞掲載記事